セミドライ高糖度トマト

セミ・ドライトマトを販売開始しました。高糖度のトマトを半分以下の重量まで乾燥させ、しっとり感を残しつつ、濃厚なトマトの甘味と旨味を味わえる、根拠の無い自信作です。トマトの生産は山葵生産者組合の組合長である宮川氏が担当、加工はオーベルジュわさびが担当という、匹見初?のコラボ作品になります。どうかご賞味ください。

原材料はシンプルに、トマト、藻塩、エキストラバージン・オリーブオイルだけです。なので酒の肴、ワインや日本酒などの酒のお供として直接食べてもよし、冷製パスタや素麺のトッピングとしても良いでしょう。日持ちも良く、賞味期限は解凍後は1か月となります。

<製造工程>

1)まずは洗浄、ヘタをとってザルにあけます。

2)サイズを選別します。サイズによって藻塩の量や乾燥時間を変えるので、とても重要な工程です。

3)半分にカットします。

4)乾燥機のトレイに並べ、藻塩をふります。

5)トレイごとに重量を計測した後、天日干をします。理由は分からないのですが、天日干の工程があると、機械乾燥だけよりも美味しくなります。プラセボ―でしょうか?

6)さらに目標の重量になるまで、機械乾燥します。酵素が活発に働く50度を保ち、旨味をさらに引き出します。

7)トマトを計量し、ガラス容器に詰め、オリーブオイルを入れます。続いて湯せんしたキャップを取付け、瓶を横に倒 して放置します。雑菌が繁殖しない様、温かいうちに作業します。

8)約1時間冷まして、瓶から液体が漏れて来ないことを確認します。最後にラベルを張り付けて完成! ちなみにラベルは和紙タイプの耐水性のあるものを使用しています。「唐柿」はトマトの和名で「とうし」と読むそうです。イチジクも同じ和名ですが、この場合は「とうがき」と読むのとか。